01日 11月 2021
未だ終わりの見えない(このまま終わって欲しい)COVID-19パンデミック。 感染症として高齢者や基礎疾患のある方の命を奪うだけではなく、身体活動量を10-50%低下させ、女性と20代男性の自殺者を増やし、食べ物や芸術・スポーツなど人間の文化的な生活を大きく破壊しました。 COVID-19は単純な感染症として考えるべきではないかもしれません。...
01日 6月 2021
一体いつまでCOVID-19に怯えながら生活しなければならないのか。 適切なワクチン接種を高リスク者(高齢者・基礎疾患あり)に集中的に行い(個人的には肥満のない健康な若年者(50歳未満)にコロナワクチン接種は必要ないと思います)、一日も早く治療薬を使えるようにすることがパンデミックを終わらせるでしょう。...
01日 4月 2021
COVID-19がなければ2020年は東京オリンピックが開催されるはずでした。 2021年になって3か月経ちましたが、COVID-19は世界中で増え続けており、オリンピック開催が危ぶまれています。 史上初めてそして最後になるかもしれない「空手」のオリンピック競技としての採用は、夢と消えてしまうかもしれません。...
01日 9月 2020
COVID-19パンデミックの中、外来に来られる患者さんたちの姿勢にも変化が見られます。 今までジムやプールに通って定期的な運動をしていた方は、感染リスクの高いそのような場所を避け自宅周囲の環境を利用して運動に取り組んでいます。...
01日 6月 2020
ビフォーコロナ時代において、ヨガやエアロビクス、バレエ、柔道、剣道、空手など、屋内に人が集まってインストラクターの指導のもと体を動かす、という形式が当たり前でした。 パンデミック終息の見込みが立たない現在、旧時代のやり方はNGです。 屋内で行う運動はすべからく「密閉・密集・密接」になる可能性があり感染リスクの高いものとなります。...
01日 5月 2020
新型コロナウイルス感染症の流行はしばらく終息しそうにありません。 スポーツジムのような閉鎖空間において人と人が接触する運動は感染リスクを高めるため、今は避けたほうが良さそうです。 適度な強度の運動は免疫力を高めることが分かっていますが、新型コロナウイルス感染予防に関しても運動は有効かもしれません。...
01日 4月 2020
4月、新年度となりましたが、世の中は新型コロナウイルス感染症の世界的流行のため重苦しい空気に包まれています。 いろいろと未知のウイルスですが、今私たちに出来ることはsocial distancingによって感染の拡大を防ぎ、高齢者や基礎疾患をお持ちの方が感染しないように、そして患者さんの急激な増加により医療崩壊しないように、意識的に行動する事です。...
01日 3月 2020
運動療法に関する臨床研究は世界中でさかんに行われており、新しいトレーニング法も日々開発されています。 今日はそのうちいくつかをご紹介したいと思います。 まず、Whole-body vibration training(全身振動トレーニング法)。 宇宙飛行士の訓練法として開発され、現在ではアスリートの筋力増強トレーニングとしてまた筋骨格系のリハビリとして注目されています。...
01日 2月 2020
人工知能(AI)は人間の生活を大きく変えるだろうと言われていますが、医療分野にもAIが活用され始めています。 2012年頃、IBMのワトソンが病気の診断に革命的な進歩をもたらすのではと期待されましたが、残念ながら実用化レベルには至りませんでした。...
01日 1月 2020
あけましておめでとうございます。 本年の皆さんのご健康とご多幸をお祈りいたします。 新年1回目のコラムは「足」についてお話したいと思います。 生き物としての人間は直立二足歩行が特徴です。 足は人間にとって”第2の心臓”と言われるほど重要であり、どんなに科学技術が進歩したとしても「あんなの飾りです」なんてことにはならないでしょう。...