一体いつまでCOVID-19に怯えながら生活しなければならないのか。
適切なワクチン接種を高リスク者(高齢者・基礎疾患あり)に集中的に行い(個人的には肥満のない健康な若年者(50歳未満)にコロナワクチン接種は必要ないと思います)、一日も早く治療薬を使えるようにすることがパンデミックを終わらせるでしょう。
感染リスクはソーシャルディスタンス(>1m)を取ることで1/2、マスクをすれば1/6、手を洗えば1/3になると言われています。
しかし、コロナは0にはならないでしょう。
その凶暴性はやがて削がれていくかもしれませんが、人類と相互作用を続けながら次々と変異し、進化していくでしょう。
ワクチン接種がSARS-CoV-2の変異を促進させるため大規模ワクチン接種は行わない方が良いという科学者もいます。
これほどまでに大規模な(全世界で数億人以上!)ワクチン接種は初めてのことなので、過去の理論や経験はあまり役に立ちそうにありません。数年後にどのような結果が出るか、人類は試されています。
一方、世の中にはコロナウイルスは存在しないと主張する人々もいるようです。
ソーシャルメディアを通じて流布される「陰謀論」ですが、信じてしまう人もいます。
(本当に存在しなければどんなに良いことか!)
私が診療している患者さんもコロナに罹りました。残念ながら、コロナウイルスは存在するのです。
大切なのは「正しく知り、正しく恐れる」ことです。
他人の発信を無暗に信じることなく、その情報が正しいかどうか自分で調べましょう。
インターネットやソーシャルメディアには面白おかしい有象無象の情報が溢れています。
COVID-19は単なるウイルス感染症を超えて、人間の本質を問うような試練を私たちに与えているような気がしてなりません。