新型コロナウイルス感染症の流行はしばらく終息しそうにありません。
スポーツジムのような閉鎖空間において人と人が接触する運動は感染リスクを高めるため、今は避けたほうが良さそうです。
適度な強度の運動は免疫力を高めることが分かっていますが、新型コロナウイルス感染予防に関しても運動は有効かもしれません。
新型コロナウイルスのパンデミックによって、私たちは生活様式を変えざるを得ない状況になっています。
仕事はテレワーク、教育はオンライン、お金は電子マネーに。
いずれも日本では取り組みが遅れていた分野ですが、このパンデミックがきっかけとなり大きく変わっていくことでしょう。
MIT Tech Review
スポーツや健康のために行う運動も例外ではありません。
オンラインで行うエクササイズ教室がどんどん増えていくことでしょう。
バーチャルリアリティーやExergaming(家庭用ゲーム機を使ったフィットネスゲーム:リングフィットアドベンチャーなど)を利用した運動療法が注目を浴びています。
Potentials of Digitalization in Sports Medicine: A Narrative Review.
私たちも積極的に取り組んでいきたい分野ですが、これだけでは人と人とのつながりはとても弱くもろいものになってしまいます。
運動で得られる幸福感・社会的な健康には人と人とのふれあいが必要不可欠です。
ITはツールに過ぎません。
パンデミックが終息し、人と人との接触が許される状況になったら、多くの方が実感されるのではないでしょうか。