人工知能(AI)は人間の生活を大きく変えるだろうと言われていますが、医療分野にもAIが活用され始めています。
2012年頃、IBMのワトソンが病気の診断に革命的な進歩をもたらすのではと期待されましたが、残念ながら実用化レベルには至りませんでした。
一方、画像診断の分野では発展目覚ましく、LPIXEL社など多くのスタートアップが日夜研究開発に取り組んでいます。
日常診療においてAIが活用される日はそう遠くはないでしょう。
驚異的なスピードで学習を続けるAIが人間の能力を凌駕してしまういわゆる「シンギュラリティ」を心配される方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、AIは人間が活用する物であり、人間が使い方を間違わなければ、ネガティブな意味での「シンギュラリティ」は起こり得ません。
この点に関して心配は要らないでしょう。
AIには生まれ持った身体がありません。
人間とAIの決定的な違いはここにあります。
ロボット工学が進歩し人間と変わらないような「カラダ」を手に入れる時が来るかもしれませんが…
運動の指導は人間にしかできないものです。運動中のコミュニケーションこそがHealthとWellnessを高めてくれるのです。